エマグラム入門2(CAPEとCIN)
今回はエマグラムを使って大気の安定性を判断したり、雲の底とてっぺんの高度を知ったり、そんなことを学びます。 前回の記事でエマグラム用紙に印...
今回はエマグラムを使って大気の安定性を判断したり、雲の底とてっぺんの高度を知ったり、そんなことを学びます。 前回の記事でエマグラム用紙に印...
線だらけのエマグラムを見ると・・心が折れそうになりますが、とりあえず雲(特に積乱雲)の底とてっぺんを知ろうという軽い?気持ちで基礎を学んで...
前回 取り上げた相当温位は大気の安定度を測るのに役立ちます。 大気の安定度については既に気温減率と温位を使う方法を考察しました。 ただ、実際...
思わぬところから 暑いぞ熊谷! のライバルが現れました。 浜松で41.1℃!ここまで暑くなった要因を3次元+1次元(時間)で考えます。 4...
温位は乾燥断熱変化させて数値を求めます。でも実際の大気は水蒸気を含むため、上昇すると ある段階で水蒸気が凝結します。ここで相当温位が登場しま...
前回 取り上げた気温減率とこれから学ぶ温位はどちらも大気の安定度を知るのに必要なものです。では、温位とは何でしょうか? 1.温位の定義 ...
天気予報で「大気の状態が不安定で雷雨が起きる」というのは、よく耳にします。 では、大気の安定・不安定って何でしょうか?気温減率がカギとなり...
1.熱力学とは そもそも熱力学とは何でしょうか?専門的な定義は難しくなりますが、幾つかの資料を参考にすると次のような捉え方になるかと思います...
今回は静力学平衡の式の応用として、海面更正(海面補正)の式と測高公式を取り上げます。 これら2つの式はどちらも層厚の考え方を当てはめています...
静力学平衡の式を応用すると、層厚の式、海面更正の式、測高公式が導き出されます。 今回は層厚の式の成立ちと意味を考察します。 1.全体の流...
スカイツリーの展望台で窓を開け(開かないでしょうが)、空気の塊に赤い色をつけて離したらどうなるでしょうか?(頭の中の実験です。) 空気にも質...
今回は熱力学の第一法則を基に 定圧変化・定圧比熱、定積変化・定積比熱を調べます。まずは熱力学の第一法則の復習から 1.熱力学の第一法則の復...
断熱膨張すると温度が低下する、いまいちピンと来ないですね。今回はその理屈を感覚的に捉えられるようバントとクッションの例えで考えてみます。 ...
気体の膨張・圧縮、温度の上昇・下降、空気塊の上昇・下降、さらには雲の発生には熱力学の第一法則の応用としての断熱膨張、断熱圧縮といった状態変化...
この記事では熱力学の第一法則について取り上げ、さらに熱力学の第一法則と気体の状態方程式の両方に共通する要素について調べていきます。気体の状態...
熱力学の第一法則に「内部エネルギー」というのが出て来ます。熱力学の第一法則が何かを学ぶ前に、内部エネルギーが何かを先に確認しておきたいと思い...
ボイル・シャルルの法則を気体定数を使って表したものが理想気体の状態方程式です。 でも、どこが「理想」なのでしょうか?気体定数とは何でしょうか...
前回の続きとして、力、運動量、仕事・エネルギー、仕事率、圧力などの物理量について考えます。 前回 紹介したイメージ図の中の長さ、質量、時間...
文系初心者にとって最も厄介なのが、物理学の様々な単位です。m や hPa くらいなら馴染みがありますが、 j (ジュール)N (ニュートン)...
前回は気象を学ぶ上での基礎である 気体の温度、圧力、体積、分子数の関係について、圧力を中心に考えました。 ここからは体積を中心に それらの...