質量・重力・重さの関係 <気圧とは気柱の重さか分子の衝突か?> No.2
前回の記事で気圧の定義が気柱の重さであること、空気分子の衝突により気圧の性質が示されることを説明しました。 気圧の性質というのはいい表現か...
前回の記事で気圧の定義が気柱の重さであること、空気分子の衝突により気圧の性質が示されることを説明しました。 気圧の性質というのはいい表現か...
気圧とは何か?気象庁のホームページではこのように説明されています。 『大気の圧力。通常、ある地点の気圧はその点を中心とする単位面積上...
気象予報士試験ではマイクロメートルという日常生活とはかけ離れた単位を勉強しなければなりません。マイクロメートル (㎛)がよく出てくるのは放...
前回の続きとなります。今回は空気塊が飽和している場合を含めて、気温から大気の安定度を知る方法について考えます。 前回同様、この記事は「大気...
乾燥断熱線・条件付き不安定・相当温位さらにエマグラム... 大気の安定度を知る方法について一通り学んで分かっているけど、色んな単語や...
霧は様々な要因で発生しますが、大きく分けると空気が冷やされて発生するケースと水蒸気が増えて発生するケースに分けることができます。 「...
気体の状態方程式は乾燥空気を対象にしていますが、実際の大気はほとんど湿潤空気です。 今回は仮温度なるものを使って湿潤空気に気体の状態方程式...
今回は水蒸気密度、水蒸気圧に関係する飽和状態、混合比、露点温度の意味と混合比等の性質について相関図を使って考えていきます。 冒頭のイ...
フィリピンの東海上沖で発生した台風14号は猛烈な勢力に発達しました。その暴風域を見て「小さっ!」と思いました。 さらに中心気圧は935hP...
発散・収束は渦度に影響を及ぼします。渦度の解析を500hPa面でするのは、その高さでは発散や収束による渦度の影響が少ないからです。 前回の...
発散・収束と渦度には深い関係があります。低気圧を例に取って考えるのが1番分かりやすいと思います。 今回は発散と収束の関係について考察します...
相対渦度の式と発散・収束の式はよく似ています。いつもの通り、簡単なイメージ図から始めて渦度を求める式につなげていきます。 1.簡単な...
風の発散と収束は計算式で表すことができます。 いきなり式を見ると〈なにこれ?〉状態になるので、まずは簡単なイメージ図を使って説明します。 ...
熱力学は気象予報士試験の中で特に重要かつ難解な分野だと思います(特に文系人間にとって)。 一つの問題文に幾つもの法則や方程式が絡んでくると...
雲粒や雨粒は成長し質量が増すと上昇気流で支えることができなくなり落下していきます。 重力があるので落下速度は加速していき最後には雨粒は傘を...
大気の力学の範囲のブログ記事をまとめました。まだまだ更新していきます。説明の下に関連記事を載せました。 1.おおまとめの図 冒頭のイ...
以前の記事で単位としてモルを使い、気体の種類を問わずに表せる気体の状態方程式と普遍気体定数について学びました。 今回は単位として質量を使い...
温度風が何なのかテキストと奮闘し終わった頃、結局何者?という疑問が湧いてきました。 それで、今回は温度風のまとめ、または導入として書いてみ...
低緯度の熱を高緯度に運び地球の温度が極端にならないようにするのが南北熱輸送の役目です。 今回は熱輸送を種類別に分けて考えていきます。熱を全...
異常気象と気候変動には外的要因(人為的要因)と内的要因(自然的要因)があるとしているテキストが多いようです。 外的要因の代表として人間活動...