単位別水分量表現(水分量の表現1)
大気中の水分量(水蒸気量)の表し方には幾つかあります。分類のカギとなる要素は 質量、圧力、飽和、比率、温度です。単位としては g/m3 , ...
大気中の水分量(水蒸気量)の表し方には幾つかあります。分類のカギとなる要素は 質量、圧力、飽和、比率、温度です。単位としては g/m3 , ...
潜熱、特に凝結熱は気象現象に大きく関わっていますが、非理系人間にとっては難所の一つです。確実に理解できるのは、2.5+0.3=2.8 という...
水は100℃になると水蒸気に変わります。 となると台風の巨大な雲は熱帯の海が沸騰して水蒸気に変わって、それが冷えて雲になったということ? ...
前回は熱エネルギー(潜熱)を吸収して分子間力を断ち切る様子を犬の散歩に例えました。 今回は熱エネルギー(潜熱)を放出して分子間力で他の分子...
散歩している元気な犬にとって分子間力が何なのか良く分かっていると思います。 前々回と前回の記事で分子間力を断ち切るために必要な熱エネルギー...
水分子を引き離そうとする力と、結びつけようとする力、これら相反する力のせめぎ合いが水の状態変化と潜熱を理解するカギです。これら2つの力の争い...
内に秘めた情熱が水を変える。何かと思うかもしれませんが、気象を学ぶ上で避けて通れないもの、水の状態変化と潜熱 のことです。これからしばらく考...
鉛直・水平・螺旋・筋・・が冬の日本海を知る言葉たちです。 前回、前々回の記事で冬型の気圧配置でベナール型対流が生じる仕組みと、ベナール型対...
ベナール型対流 なるものは ~積雲 なるものを生み出し、 蜂の巣 みたいな雲も作る。さらに、お馴染みの 筋状の雲 も作り出す。面白いですね。...
今回からメソスケールの個々の現象に入っていきます。まずはベナール型対流です。 ベナール型対流による現象としては ~積雲、蜂の巣状雲、筋状の...
今回からメソスケールの大気現象に入ります。 これから学ぶ現象を一つの表にまとめました。 メソスケールの現象とは一般に水平スケールが2~2...
1.大気の組成 地球大気の組成は高度80kmまでは変わりません。 ただ、特に対流圏では水蒸気が多く、しかも場所や時間によって大きく変化します...
夏を支配していた小笠原気団が疲れを感じ始めると、3つの気団が寄ってたかって小笠原気団を追い出しにかかります。3つの気団とは? 梅雨期と...
日本の夏は太平洋高気圧。でも太平洋気団とは言わずに小笠原気団と言いますね。 では小笠原気団と太平洋高気圧はどんな関係にあるのでしょうか? ...
ヒマラヤ山脈と親潮、それが日本らしい梅雨を作るカギです。 日本の梅雨と言えばオホーツク海高気圧。ではオホーツク海高気圧発生の仕組みと特色は...
4つの気団が押し合って日本の梅雨を作り上げています。 ただ、そのうちの1つは(前回の記事にある)5つの気団とは別のもの、熱帯モンスーン気団...
日本の季節には5つの気団が関わっています。季節は普通、春夏秋冬の4つですが、ここでは変形した分け方をしてみます。つまり、 < 冬&g...
日本の四季は気団で説明できる。おおざっぱに言えばそういう事でしょう。 気団は大規模な大気運動で高気圧、前線、暑さ、寒さ、台風など生活に直接...
温暖前線と寒冷前線に伴って生じる雲の種類を挙げてみると十種雲形のほぼ全部が見られます。必ず全ての種類の雲ができるわけではありませんが、今回は...
前線付近では十種雲形のうち多くの種類の雲が出てきます。 4種類の前線付近にはそれぞれ対流雲か層状雲のどちらか、あるいは両方が見られます。 ...