マルチセル型雷雨とは(雷雨5)
赤ちゃんからひい爺ちゃん、ひいばあちゃんまで4世代の大家族が大移動する。しかもすぐに新しい世代が生まれる・・ というのがマルチセル型雷雨です...
イメージで理解しよう!文系初心者の挑戦ブログ 天気予報の解説も解説します
赤ちゃんからひい爺ちゃん、ひいばあちゃんまで4世代の大家族が大移動する。しかもすぐに新しい世代が生まれる・・ というのがマルチセル型雷雨です...
積乱雲も一人ぼっちだと淋しいようで家族を作ったりします。どのように子供や孫を持つのか、それが今回のテーマです。 1.メソハイ 前々回...
一瞬の閃光で終わる稲妻のように、積乱雲は短命で、その一生は30分から1時間に過ぎません。今回はそのわずかな命の流れに目を向けます。さらに雷が...
積乱雲はいろんなものが集まってできています。だからいろんなものが出てきます。雨、あられ、雹、雪、雷、竜巻、ダウンバースト等々。 積乱雲を理...
稲光、雹、竜巻、豪雨などの派手なパフォーマンスを演じるのが雷雨です。 積乱雲一つでもそれだけ派手ですが、積乱雲が幾つか集まるとメソ対流系と...
前回は空気中の水分(水蒸気)表現方法のうち、質量と圧力の二つの要素を取り上げました。 今回は残り二つの要素、比率と温度を考察します。 ◆ ...
大気中の水分の表現方法は多々ありますが、全部ひっくるめて上記の図のように整理しました。 結構 複雑ですね。これでもなるべく簡潔にまとめたつも...
大気中の水分量(水蒸気量)の表し方には幾つかあります。分類のカギとなる要素は 質量、圧力、飽和、比率、温度です。単位としては g/m3 , ...
潜熱、特に凝結熱は気象現象に大きく関わっていますが、非理系人間にとっては難所の一つです。確実に理解できるのは、2.5+0.3=2.8 という...
水は100℃になると水蒸気に変わります。 となると台風の巨大な雲は熱帯の海が沸騰して水蒸気に変わって、それが冷えて雲になったということ? ...
前回は熱エネルギー(潜熱)を吸収して分子間力を断ち切る様子を犬の散歩に例えました。 今回は熱エネルギー(潜熱)を放出して分子間力で他の分子...
散歩している元気な犬にとって分子間力が何なのか良く分かっていると思います。 前々回と前回の記事で分子間力を断ち切るために必要な熱エネルギー...
水分子を引き離そうとする力と、結びつけようとする力、これら相反する力のせめぎ合いが水の状態変化と潜熱を理解するカギです。これら2つの力の争い...
内に秘めた情熱が水を変える。何かと思うかもしれませんが、気象を学ぶ上で避けて通れないもの、水の状態変化と潜熱 のことです。これからしばらく考...
鉛直・水平・螺旋・筋・・が冬の日本海を知る言葉たちです。 前回、前々回の記事で冬型の気圧配置でベナール型対流が生じる仕組みと、ベナール型対...
ベナール型対流 なるものは ~積雲 なるものを生み出し、 蜂の巣 みたいな雲も作る。さらに、お馴染みの 筋状の雲 も作り出す。面白いですね。...
今回からメソスケールの個々の現象に入っていきます。まずはベナール型対流です。 ベナール型対流による現象としては ~積雲、蜂の巣状雲、筋状の...
今回からメソスケールの大気現象に入ります。 これから学ぶ現象を一つの表にまとめました。 メソスケールの現象とは一般に水平スケールが2~2...
夏を支配していた小笠原気団が疲れを感じ始めると、3つの気団が寄ってたかって小笠原気団を追い出しにかかります。3つの気団とは? 梅雨期と...
日本の夏は太平洋高気圧。でも太平洋気団とは言わずに小笠原気団と言いますね。 では小笠原気団と太平洋高気圧はどんな関係にあるのでしょうか? ...