等飽和混合比線はなぜ傾いているか?(エマグラム入門3)
1.傾いているのは変? エマグラムでは空気中の水蒸気量を表すために混合比を用いています。 具体的には空気が飽和するときの混合比、つま...
イメージで理解しよう!文系初心者の挑戦ブログ 天気予報の解説も解説します
1.傾いているのは変? エマグラムでは空気中の水蒸気量を表すために混合比を用いています。 具体的には空気が飽和するときの混合比、つま...
気柱の重さとしての気圧と、分子の衝突のエネルギーによる気圧とを結びつけるもの、それは気体が流体であるということです。 1.流体とは何...
前回までの記事で質量から重さまでの流れを取り上げました。 今回はその続きで、圧力と気圧の定義を考えます。 また、物理量については以下の記事...
前回の記事で気圧の定義が気柱の重さであること、空気分子の衝突により気圧の性質が示されることを説明しました。 気圧の性質というのはいい表現か...
気圧とは何か?気象庁のホームページではこのように説明されています。 『大気の圧力。通常、ある地点の気圧はその点を中心とする単位面積上...
前回の続きとなります。今回は空気塊が飽和している場合を含めて、気温から大気の安定度を知る方法について考えます。 前回同様、この記事は「大気...
乾燥断熱線・条件付き不安定・相当温位さらにエマグラム... 大気の安定度を知る方法について一通り学んで分かっているけど、色んな単語や...
気体の状態方程式は乾燥空気を対象にしていますが、実際の大気はほとんど湿潤空気です。 今回は仮温度なるものを使って湿潤空気に気体の状態方程式...
熱力学は気象予報士試験の中で特に重要かつ難解な分野だと思います(特に文系人間にとって)。 一つの問題文に幾つもの法則や方程式が絡んでくると...
以前の記事で単位としてモルを使い、気体の種類を問わずに表せる気体の状態方程式と普遍気体定数について学びました。 今回は単位として質量を使い...
今回はエマグラムを使って大気の安定性を判断したり、雲の底とてっぺんの高度を知ったり、そんなことを学びます。 前回の記事でエマグラム用紙に印...
線だらけのエマグラムを見ると・・心が折れそうになりますが、とりあえず雲(特に積乱雲)の底とてっぺんを知ろうという軽い?気持ちで基礎を学んで...
前回 取り上げた相当温位は大気の安定度を測るのに役立ちます。 大気の安定度については既に気温減率と温位を使う方法を考察しました。 ただ、実際...
温位は乾燥断熱変化させて数値を求めます。でも実際の大気は水蒸気を含むため、上昇すると ある段階で水蒸気が凝結します。ここで相当温位が登場しま...
前回 取り上げた気温減率とこれから学ぶ温位はどちらも大気の安定度を知るのに必要なものです。では、温位とは何でしょうか? 1.温位の定義 ...
天気予報で「大気の状態が不安定で雷雨が起きる」というのは、よく耳にします。 では、大気の安定・不安定って何でしょうか?気温減率がカギとなり...
今回は静力学平衡の式の応用として、海面更正(海面補正)の式と測高公式を取り上げます。 これら2つの式はどちらも層厚の考え方を当てはめています...
静力学平衡の式を応用すると、層厚の式、海面更正の式、測高公式が導き出されます。 今回は層厚の式の成立ちと意味を考察します。 1.全体の流...
スカイツリーの展望台で窓を開け(開かないでしょうが)、空気の塊に赤い色をつけて離したらどうなるでしょうか?(頭の中の実験です。) 空気にも質...
今回は熱力学の第一法則を基に 定圧変化・定圧比熱、定積変化・定積比熱を調べます。まずは熱力学の第一法則の復習から 1.熱力学の第一法則の復...