渦運動エネルギー(傾圧不安定波7)
偏西風の蛇行には渦という要素が含まれています。温帯低気圧の風の流れもやはり渦です。 渦運動エネルギーは上空の渦と地上付近の渦を結びつける役...
イメージで理解しよう!文系初心者の挑戦ブログ 天気予報の解説も解説します
偏西風の蛇行には渦という要素が含まれています。温帯低気圧の風の流れもやはり渦です。 渦運動エネルギーは上空の渦と地上付近の渦を結びつける役...
ここしばらく傾圧不安定波をエネルギーの観点から考えていますが、今回は偏西風が蛇行した場合、位置エネルギーがどう変化するのかについて取り上げま...
直線+円=曲線 または 帯は渦に巻き込まれると波打つ、というのが偏西風波動の意味です。 今回も前回に続き傾圧不安定波をエネルギーの観点から...
前回までは、まずは形から、ということで傾圧不安定波の3次元構造について箱をイメージして考えました。 今回はエネルギーという観点から傾圧不安...
前回に引き続いて大気を箱に見立てて偏西風波動の前後に生じる現象をとても大雑把にまとめてみました。 まずは前回の記事のトップに挙げたイメージ...
大気を箱型にして傾圧大気から偏西風波動、そして温帯低気圧の発達までまとめてみました。 傾圧不安定波をちゃんと理解するの...
傾圧不安定波と温帯低気圧はセットになっているので、まずはその二つの構造を視覚でがっちりつかめるようイメージ図を作りました。 傾圧不安定波が...
波打つ風(プラネタリー波、傾圧不安定波)と反転する風(モンスーン、海陸風、山谷風)はかなり似ていて、でもちょっとずつ違っていて面白いので一つ...
アジアモンスーンの兄弟がプラネタリー波ならば、海陸風はモンスーンの孫みたいなものです。 風向きが一定のサイクルで正反対になるという性格、「...
偏西風波動とモンスーンの共通点、相違点を表で表しました。 前回の記事を読んでくださったなら、ぱっと見て分かると思いますが、少し説明を加えま...
大地と海と高大な山がプラネタリー波とアジアモンスーンという2つの惑星規模の大気運動を作り出していた・・・ 見た目は違うけど同じ親から生まれ...
寒帯前線とジェット気流を合わせた言葉って何? 前回の記事の図で対流圏の顕著なジェット気流として寒帯前線ジェット気流と亜熱帯ジェット気流があ...
大規模な大気循環の目的は熱輸送にあるということを思い出した上で、今回は3種類の大規模循環がどのように熱輸送をするのかに主眼を置いてイメージ図...
~帯は5つ覚えれば大丈夫! 大気の大循環について学ぶと地球を「~風帯」や「~圧帯」で分類している図が出てきます。今回の図はそれを非常に大...
前回のブログで地球規模の大気運動としてハドレー循環と貿易風があることを書きました。 ハドレー循環は南北方向と鉛直方向、貿易風は東西方向に着...
大気の運動で欠かせないのは風です。というかほとんど風です。 風は3次元で動いていますが、特に南北方向と東西方向という2つの要素に着目すると...
赤道の熱を北極と南極におすそ分け、というのが南北方向の熱輸送です。 (熱輸送については最新の記事「赤道も暑すぎず北極も寒すぎず(南北熱輸送1...
今回から大規模な大気の運動に移ります。 最初に大気の運動のスケールをまとめます。 上記の図は様々な大気運動の水平スケールと時間スケー...
蛇行に暴走 → 運転じゃなくて風のことです。 渦度(ここでは相対渦度)が生じる原因については前回、簡単に取り上げましたが、もう少し付け加え...
渦度(うずど)とは何か?漢字で予想がつくと思いますが、定義を紹介します。 「風の回転成分」 ~「気象学のキホンがよ~くわかる本」 「大気...