今日(2018/06/25)は全国で今年一番の猛暑となっています。
14時10分 の時点での全国最高値は 栃木県佐野市で 36.4℃ です。
まるで梅雨明けしたかのような天気で、これから1週間くらいは東日本を中心に良い天気、そして30°超えの最高気温が続きそうです。
なぜ暑い?
でも、天気図を見ると梅雨明けどころか梅雨前線は本州の南、かなり離れた海上にあります。
天気図通りに考えるなら初夏の涼しい気団に覆われるはずです。今日の天気図を見ると
梅雨前線は確かに本州の南にあり、その南に太平洋高気圧が張り出しています。
そして日本海には高気圧があり、ゆっくり南下しています。
でも梅雨前線は九州南部辺りで切れていて中国大陸には見当たりません。
TBSテレビの正午前の天気予報で気象予報士の増田雅昭さんは、衛星画像を紹介しながら梅雨前線が「弱弱しくボロボロになっている」と表現していました。なるほど、ですね。
だから太平洋高気圧の勢いが越境して列島を覆っているのでしょう。
なぜ暑さが続く?
さらに今夜の予想天気図は
梅雨前線は完全に途切れて太平洋高気圧と日本海の高気圧が一体化しているように見えます。
さらに明日になると
なぜか中国大陸から朝鮮半島にかけて停滞前線が現れます。
増田さんは「梅雨前線がワープしてジャンプする」と表現していました。
それが暑さが続く理由のようです。まるで梅雨明け直後の天気図みたいですよね。
天気は教科書通りにいかないところが面白いです。
梅雨明けは・・・ どうなるか、いずれ分かるでしょう。