コリオリの力(転向力)って何?(コリオリ1)

コリオリ力1

一言でいうと「コリオリの力(転向力)」とは何?

幾つかの参考書や資料を調べてみても、それぞれ表現が違ったり専門用語で説明したりしていて、新参者(文系・初心者)には取っつきにくいです。

文章で捉える前に、まず上の図で考えてみます。

北半球のある地点から風が吹き始めると風向きはだんだん右にそれていきます。

南半球では逆に左にそれていきます。

これがコリオリの力

以上!

で、「結局コリオリの力って何ですか?」ですよね。

幾つかの参考書の中で私が一番分かり易いかな?と感じたのが次の説明です。

『自転する地球では、運動する物体に対して進行方向を曲げる力が直角に働いている。これをコリオリの力(転向力)という。』(「プロが教える気象・天気図のすべてがわかる本」ナツメ社 岩谷忠幸監修)

さらに私はコリオリ力(こりおりりょく)を以下のように捉えました。

◎ コリオリ力は緯度による自転速度の違いによって生じる。

◎ コリオリ力は北半球では右向きに、南半球では左向きに働く。

◎ コリオリ力は見かけ上の力で、物体の進行方向を変えるが進行速度を変えるものではない。

◎ コリオリ力は高緯度ほど強く働く。

もう一度イメージ図を見てください。図の上の方から説明を加えます。

コリオリ力1

◆まず地球は北極点上空から見ると反時計回りに自転しています。(南半球では時計回り)

◆ある地点から風(黄色い矢印)が北に向かって吹き始めると、風の向きはだんだん進行方向の右側に変わっていきます。

◆この風向きを変える力がコリオリ力です。

◆ある地点から南に向かって吹き始めても、同様に風の向きはだんだん進行方向の右側に変わっていきます。

◆同様に東や西に向かって吹き始めても風向きは右へ右へと変えられます。

高緯度の方がコリオリ力は強く働きます。(矢印の曲がり具合を大きくしました)

南半球では逆に風向きはの方角に変わっていきます。

コリオリ力が働かないのは赤道上空だけです。

文系の人間には肩がこりそうですが 🙄 、一つ一つ分かって来ると結構面白いですよ。

これからしばらくコリオリの力が生じる仕組みについて掘り下げていきます。先にまとめとして次の記事を読むのもいいと思います。

⇒ 「コリオリ力の仕組み(コリオリ01)

次回は・・

動く歩道でキャッチボール(コリオリ2)」です。

ではまた・・・ 🙂