気圧傾度力 風はここから吹く

タイトルが意味不明かもしれませんが、「~風」がどれだけあってもすべての風の源は気圧傾度力だということです。

ここで用語の意味を考えてみます。

・・水平方向の空気の流れ 空気分子が一定の方向に一斉に動く現象

気圧(大気圧)・・気体の圧力

気圧傾度・・距離に対する気圧の変化の割合

気圧傾度力・・

 大気中において気圧の差によって生じる力

 気圧傾度によって発生する力

 気圧の高い方から低い方に向かってはたらく力

気圧傾度力は水平方向だけでなく鉛直方向に働く場合もあります。だいぶ前の記事で雲の発生についての一連の記事の中で扱ったのでよかったら参考にしてください。

上昇気流3(重いよ分子君)

上昇気流4(下混む分子君)

上昇気流5(浮く分子君)

気圧傾度力によって風が生じる仕組みについては感覚的に分かると思います。

イメージ図では簡略化して表してみましたが、気圧が高いということは言い換えれば空気分子が多いと言えます。一方、気圧の低いということは空気分子が少ないと言えます。

そこで気体のように流動性のある物質では分子の数を均一化しようとして(同じ気圧にしようとして)空気分子の移動が始まり、これが風の発生となるわけです。

気圧傾度力は理解しやすいですが、次に出てくるコリオリの力は感覚的に捉えるのに苦労します。ぼちぼちいきましょう。