大まかにいってこんなイメージです。
ひとまず「~風」に別れを告げて、ここからは大気の動きの別の面として、発散、収束、渦度を取り上げていきます。
温度風よりはイメージしやすいと思います。ただ、数式はちょっとね・・・
上記の図を基に説明を加えます。(相当端折ってます)
この図は発散、収束、渦度の全体を説明したものではなく、一つの現象に絞って表現したものです。
1.発散と収束
● 意味
発散・・・風が散らばる
収束・・・風が集まる
● 何に係わる?・・雲の発生
2.渦度
● 意味・・・風の回転の向きと速さ
● 何に係わる?・・低気圧、高気圧
3.上記図の例(低気圧の場合)
● 地上付近で風が集まって来て(収束)、上昇気流となり、上空で散らばる(発散)
● 上昇気流で雲が発生する
● 中層付近は渦度を調べるのに最適
● 渦度と低気圧は対応関係にある
非常に大雑把にまとめましたが、詳しい内容は順を追って取り上げていきます。