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天気図における距離(緯度・海里・km)

地上天気図には距離を示す単位、単語として海里とkm が使われています。

また、緯度、経度も記されています。緯度は海里と関連しています。

それぞれ混乱しないために地図を使ってまとめてみました。

1.地球1周分の距離

緯度には北緯・南緯それぞれ90度まであります。北極から南極を経てまた北極に戻ってくると 360度 になります。これはつまり地球1周ということです。

地球1周は約4万km です。

2.緯度10度分の距離

地球一周の36分の1である緯度10度分の距離の比較は以下になります。日本付近でいえば北緯30度から北緯40度までの距離です。

◆ 緯度10度分の距離

◆ 600海里

◆ 約 1110km

3.緯度1度分の距離

関東地方に当てはめると千葉県館山市付近を通る緯度から埼玉県春日部市付近を通る緯度になります(分かりづらい?)。

◆ 緯度1度分の距離

◆ 60海里

◆ 約 111km

4.緯度1分 分の距離

1海里は緯度1分 分の長さとして作られた単位です。

◆ 緯度1分(1度の60分の1)分の距離

◆ 1海里

◆ 約 1.852km

感覚としては私鉄や地下鉄の一駅間の距離相当でしょうか。

ちなみに秋田県秋田市から山口県下関市までの直線距離は約1038km、おおざっぱにいえば1000kmですね。