0.3 それが地球のプラネタリーアルベド。それだけ覚えておきましょう。
で、「プラネタリーアルベド」って何?
アルベドとは… 放射を受けたときの反射率
プラネタリーアルベドとは… 惑星レベルでのアルベド
地球のプラネタリーアルベドは… 平均 0.3 です。
放射を受けたときの反射率とは、例えば地球が太陽から100の放射を受けたとして、そのうち30が反射して宇宙に戻って行ったという場合は 30÷100 で0.3となる、そういうことです。
地上でのアルベドは地面の状態によって異なります。
例えば
砂漠:0.25~0.4
草地:0.15~0.25
森林:0.14~0.2
新雪の雪原:0.8~0.95
また、厚い雲のアルベドは0.8前後です。
雪と雲が太陽の光を反射しやすいのですね。まあ、雪も雲も白いので、なんとなくそうかなぁて感じはしますよね。
雪が積もっていると太陽エネルギーのほとんどを反射してしまうので雪面は暖まりにくく、雪もなかなか融けません。
他の惑星の平均プラネタリーアルベドについては、例えば
金星: 0.78
火星: 0.16
です。さすが金星は「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれるように太陽光をよく反射するのですね。