放射って何?

気温の予想がない天気予報があったとしたら・・ 天気予報とは言えないですよね。

気温は絶対欠かすことのできない気象の要素の一つですが、気温に関わるのが太陽の光です。

でも、テキストには「太陽光」というより「太陽放射」という単語がたくさん出てきます。

さらに「地球放射」というのも出てきます。それで今回からしばらく放射について考えます。全体イメージ図の中の「3 放射」の部分です。

太陽放射は何となく「太陽の光かな~?」と思ったりしますが、「地球放射」って聞くと、「地球って光ってるの?」と悩んじゃいます。悩んでもしょうがないので、幾つかのテキストから放射についての基礎の基礎を学びます。

1.放射とは

まず、放射の定義ですが、幾つかの資料では以下のような説明がなされています。

◆ Wikipedia

『放射(ほうしゃ,英: radiation)は、粒子線(アルファ線、ベータ線など)や電磁波(光や熱なども含む)、重力波などが放出されること、または放出されたそのものをいう。』

『熱放射(ねつほうしゃ、英: thermal radiation)は、伝熱の一種で、熱が電磁波として運ばれる現象。または物体が熱を電磁波として放出する現象をさす。』

『熱放射では、輸送元の物体が電磁波を出し、輸送先の物体がそれを吸収することによって熱が運ばれる。』

◆ 「気象学のキホンがよ~くわかる本」

『「電磁波」という形でエネルギーが伝えられることを、放射と言います。』

◆ 「気象予報士かんたん合格テキスト」
『放射とは電磁波によるエネルギーの伝達を言います。』
 
最後の「電磁波によるエネルギーの伝達」という説明が分かり易いですね。
 
 
2.電磁波とは
「電磁波」も分かったような良く分からないような単語です。電磁波の定義についても幾つかの資料を調べてみました。
 
◆ Wikipedia
『電磁波(でんじは 英: electromagnetic wave)は、空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である。』
 
◆ 「気象学のキホンがよ~くわかる本」
『電磁波の正体とはなにか、それは「空間」そのものが震えて(振動して)、その振動のエネルギーが「波」という形で伝わっていくものと考えられています。』
 
◆ 「気象予報士かんたん合格テキスト」
『電磁波とは、光や電波のように電場や磁場の変化が物質中や真空中に伝搬する現象をいいます。』
 
・・・ ますます分からん ・・・
 
難しいことは置いといてテキストを読み進めると、電磁波は波長の長さによって細かく分類できることが分かります。ラジオの電波やX線も電磁波の一種です。
気象学で特に重要なのは、可視光(目で見ることのできる光)、紫外線、赤外線、マイクロ波などです。
 
 次回は太陽放射と地球放射について考えていきます。
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