気象は回る

ここでまた、頭の整理をします。

気象現象は「回る」ものが多いと思いませんか?台風、竜巻、偏西風等々。

上の図は気象全体を学ぶ上で、時々思い返したい気象の全体像を表しています。

以前の記事(2017/06/23)で私は気象の三つの要素としてエネルギー、水、大気を挙げました。

 ⇒ まず読んでください!(気象の要素は赤、青、黄色) 

それを鉛直方向における循環という点を強調して図にしてみました。

図の上が上空、下が地表です。黄色い矢印は大気の流れを示し、右側の矢印は上昇気流、左側の矢印は下降気流です。水平方向の矢印は上空、地表付近のそれぞれの風を表現しています。

水色の矢印は水(水蒸気、氷も含む)の流れです。雲は・・分かりますよね。

右端のオレンジの帯は太陽光を表現しています。

エネルギーの代表格はやはり太陽光でしょう。太陽光は循環とは言えないでしょうが、水と大気の循環に力を与えます。

大気の循環 : 太陽光によって暖められた空気は上昇し、上空で移動し、別のところで下降します。下降した空気は地上付近で風として移動し、もともとあった場所に戻って来ます。

水の循環 : 海面などの水は太陽光により暖められて水蒸気になり、上昇気流に乗って上昇して雲を作ります。雲粒が、あるいは雲自体が移動し、雨や雪となって落ちて来て、川や地下水となって海に帰っていきます。

このブログではこれまで上昇気流について幾つか記事にしてきました。

気柱、大気の密度、空気分子の運動、気圧、空気が暖められ膨張すること、気圧傾度力、浮力、等々。

文系初心者としてなるべく数式を用いずに感覚的に考えてきましたが、ついに数式に取り組むことにしました。

気象学の基本中の基本である「気体の状態方程式」です。

なんでも高校の物理の授業で学んだそうですが・・・ 全く覚えていません 😥 

上の図では上昇気流を示している部分に気体の状態方程式 「 PV  =  nRT  」を書き入れました。

気体の状態方程式はあらゆる気象現象に係わっていると思いますが、取り上げる記事の順番としてこの位置に置きました。

この数式のそれぞれの要素は以下の通りです。

 P : 圧力

 V : 体積

 n : 分子数

 R : 気体定数

 T : 温度

となっています。詳しくは次回以降の記事で取り上げるつもりです。


 頭の整理(2017/09/07)

 光が大気と水を循環させる